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傲慢と善良つまらない理由なぜ？あらすじネタバレで解説！

オハナ
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傲慢と善良つまらない理由なぜ？あらすじネタバレで解説します。

『傲慢と善良』は累計100万部突破の辻村深月氏作傑作恋愛ミステリで、第7回ブクログ大賞（小説部門）を受賞している作品です。

今回、藤ヶ谷太輔さん＆奈緒さんW主演で実写映画化となり話題となっています。

筆者も早速原作小説を読みましたが、軽快な文章とリズムよく進むストーリーに、最後まで一気に読み終えました。

ところがネットの口コミでは『傲慢と善良』がつまらないとか、真実が嫌いという声が・・・。

こちらの記事では傲慢と善良つまらない理由なぜ？ということで、あらすじネタバレで解説します。

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Contents
  1. 傲慢と善良のあらすじ
  2. 傲慢と善良がつまらない理由なぜ？
  3. 傲慢と善良はつまらないのまとめ

傲慢と善良のあらすじ

傲慢と善良のあらすじをざっくり解説すると、、

仕事も恋愛も順調だった主人公架が、長年つきあった彼女にフラれたため、マッチングアプリで婚活を始める。

そこで出会った可もなく不可もなく、自分には70点と感じる、控えめで気の利く真実と付き合い始める。

婚活アプリで出会った割に、1年たっても結婚を決めない「傲慢」な架と、親の敷いたレールの上を「善良」に生きてきた真実。

真実がストーカーの存在を告白し、彼女を守らなければと思い架も結婚の意思を固めるも、ある日真実が突然姿を消した。

真実が姿を消したのは、事件か事故か、または自分の意思で姿を消したのか、架が過去を紐解くことで知りたくなかった彼女の過去と嘘を知ってしまうのです。

傲慢と善良がつまらない理由なぜ？

傲慢と善良はつまらないとか、真実が嫌いという人一定数いるようです。

その理由を買い悦していきます。

ここからはネタバレも含まれますので、まだ知りたくないという人は注意してください。

「傲慢と善良」婚活がテーマは合わない

このお話の主人公二人は、婚活アプリで出会った二人。

お話の大テーマは婚活です。

その婚活ということ自体があまり好きじゃないという人には、合わないのかもしれません。

その上架は婚活アプリを利用するもなかなか結婚ができない。

この人！と思える人に出会えないということもあるし、今思えば元カノが理想的だったのかと思う。

架は、婚活アプリで出会ったのは真実だけではなくて、なかなか一人に決められない。

もっと他にいい人がいるのでは？と思ったり、元カノへの未練があったり。

何かにつけて真実と元カノを比べてしまうところもある。

友人に言われて気がつくが架は真実の事を結婚相手として70点だと思っているようだ。

そして真実も同じように婚活アプリを使うもなかなか結果が出なかった。

真実はアプリを使う前から婚活というのをやっていたが、思うような成果があがらなかった。

言ってはなんですが、この話を読み進むと架は真実で妥協しちゃったのかな？と思う場面もあって、恋愛小説ともまた違うので、私は面白いなと思いました。

「傲慢と善良」真実が嫌い

主人公の真実の性格は自己肯定感が低いのに、自己愛が強い、とよく言われています。

そのせいで、真実の周りの人も少なからずイライラしてしまう人が出てくるのです。

そんな真実のことが嫌いという声も多いです。

でもこのアンチの声があるというのは、作者の狙いにハマって感情移入してしまった　　　証かもしれません。

架の女友達にイライラする

このように主人公の女友達の態度にイライラするという人もいます。

真実は架に出会う前、実家の前橋に住んでいてその時は、過干渉気味の母親から勧められるまま、結婚相談所にも登録していた。

自分からこんな結婚をしたい、とか、この人と結婚したいということはなく、誰かが決めてくれることに身をゆだねた方が楽だと無意識に思っているような人。

はっきりと意見を言えず、ストーカーがいると嘘をついて架に結婚の決断をさせるというしたたかな面もあります。

真実は、架が真実に対して70点と思っているということを、あるきっかけで知ってしまします。

架の態度から納得はするものの、とても悲しく辛く、その時に自分のストーカーの話が嘘というのが架にバレてしまったと勝手に考えてしまい、誰に相談することもなく失踪するのです。

「傲慢と善良」自分と重ねてイライラする

この作品を読んで、自分の嫌な部分を抉られた気分になる人がたくさんいました。

そして、自分と重ねてイライラしてしまう、という人が多かったのです。

架が婚活アプリで相手を探すも、もっといい人がいるのでは？と思っているのか、なかなか決めることができない部分。

また、真実にしても前橋でのお見合い相手に対して、「この人は違う」と思ってしまう細かい描写。

どのエピソードを見ても、誰もが自分の過去にハッとしてしまう描写があるのです。

誰もが自分の事は棚に上げて、相手に対しての要望があるのです。

要望はそんなにすごいレベルの事ではないけど、傍から見ると「何様ですか？」と言いたくなるような事。

辻村深月さんの細かい人間描写が、読む人に「自分にもこんなところがあるのかも・・。」と思わせるのでしょう。

小説の結末ネタバレ

真実は彼女のストーカーに誘拐されたとばかり思い込んでいた架だが、実はストーカーなんていませんでした。

すべて真実の自作自演だったことが明らかになったのです。

それは、架と結婚するために真実がついた嘘だった。

でも、架に嘘がわかってしまった時には、架自身も自分の傲慢さに気づいた時だったし、どうしてそんな嘘をつかせてしまったのかに思いがいくようになっていたのです。

傲慢と善良はつまらないのまとめ

今回は、傲慢と善良つまらない理由なぜ？あらすじネタバレで解説しました。

傲慢と善良は累計100万部突破の辻村深月氏作傑作恋愛ミステリー。

今秋、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんのW主演で映画化されます。

辻村深月さんの原作本は、筆者も読みましたが、軽快な文章とリズムよく進むストーリーに、最後まで夢中で一気に読み終えました。

ネットの口コミではつまらない、とか読んでいてイライラする、という口コミがあり、とっても不思議でしたが、その理由を見てみると、辻村深月さんの人物描写がしっかりしていることからくる感想なような気がしました。

映画と原作は結末が少し違うようですので、ぜひ皆さんも原作を読んで、映画と原作とどちらも楽しんでもらいたいです。

今回は、傲慢と善良つまらない理由なぜ？あらすじネタバレで解説しました。

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普段は犬と2人暮らしの在宅ワーカーです。趣味は旅行することと健康と美容に関すること。海外旅行も好きだけど最近は日本の良さ再発見して国内旅行にはまっています。
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